西海岸と東海岸の英語

外資系勤務が長かったので、ビジネス英語には全く抵抗がありませんでした。電話会議でも、メールのやり取りでも、対面の打ち合わせでも、普段の仕事の中で英語を使う場面は多かったので日々の仕事の中でビジネス英語を鍛えていました。
ですが、初めてアメリカの東海岸に本社があるクライアントを担当することになった時は、かなり大変でした。今までは西海岸に本社のあるクライアントばかりだったので、かなりカジュアルでくだけた英語でも全く問題が無かったのですが、東海岸のクライアントに関しては前任者からも上司からも「丁寧なビジネス英語で対応すること」ということを言われたからです。
一般的に、西海岸はフランクだけど、東海岸はそうではなく階級社会と言われます。実際に西海岸のクライアントとはカジュアルにファーストネームで呼び合っていたのですが、東海岸のクライアントに対してはSirを付けたり、かなり丁寧な言い回しを心がけるようにしました。
同じビジネス英語でも地域が違うと、こうも違うのかと良い勉強になりました。