ビジネス英語は、ビジネス特有の単語を知り、まずは電話シーンと自己紹介

ビジネス英語というと、よくTOEICの参考書等にも書いてありますが、受験英語とはその範囲が違ってきます。まずはここを認識しておかないと、いくら高校や大学時代に英語の成績が良かったからといっても、通用しなくなります。単語が違いますので文法力はしっかりしていても、多少は分かりづらくなってしまいます。

単語を覚えても仕方ない。文章の中で覚えていくほうが良いという人がいます。確かに正論だと思いますが、ビジネスにはいろいろなシーンがあり、日常の英会話と違い、しょっちゅうつかう言葉ばかりではありません。そのビジネスのそのシーンだけにしか登場しない専門用語もあると思います。

そういったものはピックアップしてしまい、最初に覚えこんでしまったほうが効率がよいかと思います。

ビジネス英会話は、TOEICの参考書等で勉強するのも良いのですが、ビジネス英語用に作られた参考書があります。ビジネスシーンに併せて、主要な英文が載っています。

ビジネスで独特の言い回しもあり、こういうものはもう英文ごと覚えてしまったほうが近道です。

いちいち、単語をみて文法で文章を分解してみたいな理系頭で理解しようとしても時間がかかるし、いちいち会話するときに頭の中で考えていられません。とにかく習うより慣れろで、まずは電話のシーンと自己紹介のシーンを最初に覚え、それから広げていくといいかもしれません。

電話のシーンはそれほどパターンも多くなく、また電話はいつかかってくるかわかりません。

自己紹介は、どんなに下手な人でも、英語でカタコトでもいいからしゃべれるようにしておいたほうが、相手とのつながりという意味でもよいかと思うからです。