現在、英語教育が小中学校を中心に盛んに行われるようになっています。これにはグローバルな人材を育成していこうという政府の狙いが含まれているようです。確かに日本人の英語力は国際的にもかなり低い方であり、先進国の中ではダントツで最下位になっています。その英語力の低さについては、アメリカンジョークの中でも触れられているほどであり、国際的な場で日本人が英語でスピーチ等を行う時に頻繁に嘲笑の的になっているという現実があります。これには日本語が特異な言語体系からなっている言葉であり、英語圏の言語体系とは共通性が薄いという背景が起因していると言えるでしょう。例えば、ドイツ語やフランス語、スペイン語はどれも英語と似た文体構造を持っているため、一つの言語がわければ他の言語の習得が容易なのです。こういった経緯もあって日本人が英語を苦手なは当然であり、なんとかしようと思って英語教育に力を入れているわけですね。この先果たして効果は現れて来るのでしょうか。私は期待して未来を待っています。